こども青少年・教育委員会の市内視察に行ってまいりました。

視察先は、横浜市立横浜商業高等学校別科、白百合ベビーホーム、ほか1施設の計3か所です。

横浜商業高等学校別科は、理容・美容の学校であり、位置付けは高等学校ですが、高卒の資格は取れない学校です。
公立の養成施設はとなっています。
理容や美容の専門学校のようなイメージで設置されています。
ほとんどの学生が高校卒業してから入学しており、一部中学校や短大、大学の卒業者もいるそうです。
中には家庭を持っていて、夢をかなえるため、就労のために入学した学生もいるという説明を受けました。
国家試験の合格率や就職率も高く、創立64年で9,800名以上の卒業生を社会に送り出しています。
理容科の教務主任の先生も、この学校を卒業したとのことでした。

白百合ベビーホームは、乳児院です。
乳児院とは、児童福祉法第37条により、家庭の事情で乳児を養育することが困難な場合に、乳児を預かる施設です。
主に児童虐待や家庭での養育困難な乳児が生活しています。
施設での生活ののち、家庭に戻ったり、他の施設へ移ったり、里親に引き取られるケースなどがあります。
横浜市内には、視察した施設も含め、民間施設が3施設あり、合計の定員は91名となっています。

また、もう1施設視察しましたが、特殊な問題により公開を控えてほしいとの要請がございましたので、視察報告につきましては割愛させていただきます。