常任委員会の行政視察も最終日を迎えました。
3日目の今日は、山形県に伺いました。
視察内容は「山形駅西口拠点施設整備事業について」です。

本事業の用地は、山形駅前にある約32,600㎡もの広大な土地で、現在は暫定利用により駐車場や芝生となっています。
計画は、平成元年に検討が開始されましたが、その後の経済状況や必要施設の見直しなどにより今日に至っています。
その後、有識者懇談会の案、修正案が提示され、県議会における集中審議を経て、以下のように策定が進みました。

目指す拠点施設として、
１． 山形の文化を育む～「鑑賞」「交流」「創造・人材育成」「保存・伝承」機能の実現～
２．山形県の良さを発信する～県産品・県産材、県産技術を活用し、施設全体が山形県を発信～
３．県政課題の解決に資する
４．経済効果
が挙げられています。
主な整備のイメージとしては、2,000席規模の大ホール、音楽練習室、産直レストランやカフェ、県産品ショップ、防災減災機能などを検討しています。
今年度から設計が開始され、平成31年度の開館を目指しています。

3日間の視察で得たものは、横浜の施策に生かしてまいります。