2011.06.10
市内の放射線量の測定と公表について
先日、発表のありました「横浜市の放射能測定について」の
詳細が本日発表されましたので、ご報告いたします。
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市内の放射線量の測定と公表について
6月1日の市長記者会見でお知らせした、市内の放射線量の測定の対象、
開始時期等を次のように決定しました。
1.大気・食品・土壌等の測定場所、内容等について
【新たに開始する測定対象】
測定場所及び測定対象 | 測定内容 | 測定開始時期(初回測定日) | 測定場所等選定の考え方 |
①市立小学校、
市立中学校 |
小学校:地表50cm
中学校:地表1m の空間γ(ガンマ)線量 |
初回:6月13 日(月)(雨天時変更あり)(※)
以降、順次実施 |
学校規模、地域のバランスを考慮し順次測定 |
②認可保育所 | 地表50cmの空間γ(ガンマ)線量 | 6月中旬以降、順次実施 | 園の規模、地域のバランスを考慮し順次測定 |
③公園 | 地表50cmの空間γ(ガンマ)線量 | 6月中旬以降 | 近隣で測定する小中学校、保育園の位置を考慮し測定 |
④都筑区役所、南部
公園緑地事務所、 環境科学研究所 (各敷地内) |
地表50cm及び1mの空間γ(ガンマ)線量 | 6月13 日(月)から3か月間(毎日) | 市域全体の配置バランスを考慮 |
⑤小学校給食食材 | 食品の放射能濃度 | 6月中旬以降 | 給食に使用する食材から選定 |
⑥市内産農産物等及び市場の流通食品 | 食品の放射能濃度 | ・市内産農産物等7月上旬
(現時点では、神奈川県にて検査実施中) ・流通食品8月上旬 |
【農産物】市内の生産状況や代表的生産地を踏まえ出荷前の畑から採取
【流通食品】本場及び南部市場の流通食品から選定 |
⑦海の公園 | 海水浴場沖中央
海水の放射能濃度 |
7月から本市で実施(5月から、神奈川県にて検査実施中) | 市内の海水浴場 |
⑧土壌・下水汚泥・河川水・海水等 | 土壌等の放射能濃度等で実施中) | 実施に向けて調整中(必要に応じて検査機関 | 必要に応じ随時調査 |
2.放射線量の目標の考え方
① 文部科学省が示す学校等の児童・生徒等が追加的に受ける線量の目安である
年間1m㏜(ミリシーベルト)以下を本市でも目標とします。
② 文部科学省による福島県内の校庭・園庭の表土入換えの補助基準の空間線量率である、
「1μSv/h(マイクロシーベルト毎時)」を測定した場合は放射線対策部にて対応を検討します。
3.公表
測定予定の施設名・概ねの時期を事前に、また、測定結果を取りまとめ次第、
市ウェブサイトトップページからリンクする形で公表します。
4.6月13 日測定開始時の現地取材対応(雨天時は変更あり)
6月13 日より測定を開始します。当日、市立山元小学校にて取材対応を行います。
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以上、現時点で把握している情報となります。