2026.03.26
活動レポート第48号
■予算特別委員会局別審査(みどり環境局審査)
質疑に関連するSDGs17の目標
令和8年3月4日の予算特別委員会局別審査(みどり環境局審査)に登壇しました。
みどり環境局審査 質疑の大項目
旧根岸競馬場一等馬見所
日産スタジアムのネーミングライツ
たべるサーキュラーの農地内での循環
地産地消の推進
建設業の働き方改革
公園の禁煙化
公園緑地の夏の暑さ対策
だれもが利用しやすい公園や緑地の環境づくり
公園トイレの環境改善
公園の駐車場の設置
魅力的な公園づくり
動物園の魅力向上
☆ポイント
今回は予算委員会の副委員長を務めながら、2年ぶりの局別審査に登壇し、3年連続で所管するみどり環境局の令和8年度予算案について、「歴史的建造物の保存活用」「ネーミングライツ」「農業とサーキュラーエコノミー」「公園」「動物園」など12項目32問、17件の要望を約24分行いました。
質疑に先立って、市内外の公園や動物園、農地や直売所を視察・調査しました。取り上げられなかった課題は、今後の機会で継続的に指摘・要望します。
本レポートでは、12テーマ中、10テーマの一部やり取りを要約してご紹介します。いそべ圭太ホームページでは、すべてのやり取りをご覧いただくことができますので、ぜひご覧ください。
たべるサーキュラーの農地内での循環(一部抜粋・要約)
【質問】昨年の質問で市長は、「サーキュラーエコノミーについて、生産・消費・再資源化の各段階で循環の見える化を進め、食・農業・まちづくりなどの取組を連鎖させていく」と答弁した。今回の「たべるサーキュラー」は、横浜の農業の特性を生かし、農業残渣の循環にも取り組む重要な施策であり、農家にとっても残渣処理の選択肢が広がる。そこで、
農業残渣を再資源化することによる効果を伺う。
【答弁】農業残渣は現在、農地へのすき込みや野焼き、有料処理などで対応されているが、バイオ炭などとして再資源化することで処分費や資材費の削減につながる。また、土壌の通気性・保水性の改善など作物の生育に効果が期待できるほか、炭素を長期間固定できるため温暖化対策にも寄与する。
【質問】農業残渣の活用は、脱炭素や循環型社会の実現に寄与する多面的な意義のある取組である。一方で、「たべるサーキュラー」の取組には、市民や事業者に一定の負担が伴う。そこで、
たべるサーキュラーの推進は、市民や事業者など関係者の理解が重要と考えるが、局長の見解を伺う。
【答弁】「たべるサーキュラー」を進めるには、生ごみの適切な分別や再資源化のコストなどを踏まえ、市民や企業の意識・行動の変容と価値への共感が重要となる。市民・事業者・農家が継続して取り組める環境づくりに向け、資源循環の仕組みを構築しながら、環境と経済の両面から持続可能な都市の実現を目指す。
【意見】サーキュラーの取組で生産された農産物を市民が購入することが、資源と経済の好循環につながる。横浜の多様な資源と都市力を生かし、循環型都市の推進に向け、積極的に取り組むことを要望する。
地産地消の推進(一部抜粋・要約)
【質問】自民党がまとめた地産地消条例は今年度で施行10年を迎えた。市民は身近な場所で新鮮な農畜産物を購入でき、市内産野菜を使った加工食品や飲食メニューも広がっている。市民の暮らしの中に地産地消を広げるためには、様々な手法で農畜産物に触れる機会を増やしていくことが重要である。そこで、
今後の地産地消の推進に向け、幅広い主体との連携をいっそう進めるべきと考えるが、局長の見解を伺う。
【答弁】地産地消条例の制定以降、庁内での意識が浸透し、市民や事業者と連携した取組が各区局で広がっている。近年はスポーツチームや商業施設など多様な主体との連携も進んでおり、市内産農畜産物を通じて市民生活の充実と農業の活性化につなげるため、幅広い主体との連携を推進していく。
【意見】市内産農畜産物を多くの市民に手に取ってもらうことで生産者を応援し、横浜の都市農業の継続につなげるため、地産地消のさらなる推進を要望する。
建設業の働き方改革(一部抜粋・要約)
【質問】建設業の働き方改革に向け、公共工事の季節変動による長時間労働の課題を指摘し、「公園設備工事の適正な工期確保」や「年度末工事の是正」を要望してきた。公園事業の特有の事情があり平準化への課題があるが、みどり環境局としてどのように課題に対して対応するかだと考える。そこで、
改善への取組を局長に伺う。
【答弁】公園利用への影響を調整しながら、早期発注・計画的発注・債務負担行為による年度を跨ぐ発注を進めてきた。その結果、7年度の平準化率は0.89となり、目標達成の見込みである。今後も地域の公園利用と調整しながら、施工時期の平準化に取り組む。
【意見】施工時期の平準化は、長時間労働の改善など建設業の働き方改革に寄与する重要な取組である。今後は業種ごとの平準化率の分析も行いながら取組を進め、建設従事者の確保や企業経営の安定につなげることが望ましい。地域の公園利用への配慮を前提に、継続的な改善により平準化率を理想の「1」に近づけていくことを要望する。
公園の禁煙化(一部抜粋・要約)
【質問】予算代表質疑で自民党の議員からの質問に対し、市長は、「望まない受動喫煙のない暮らしの実現に向け取組を加速させる」と答弁した。市内公園の全面禁煙は大きな一歩であり、開始からまもなく1年が経過する。公園の禁煙化は市民に徐々に浸透している一方で、ベンチやフェンスでの周知にもかかわらず、吸い殻が見受けられる状況がある。そこで、
公園禁煙化に伴う現在の課題と今後の対策を局長に伺う。
【答弁】多くの公園で禁煙化の効果が見られる一方、一部ではルールを守らない利用者や繰り返し喫煙が確認される公園もある。そのため巡回強化に加え、公園ごとの状況に応じた個別対策を実施し、今後は実態を踏まえた具体的対策を検討しながら、屋外の受動喫煙対策とルール徹底を進めていく。
【質問】今後は路上なども含めた禁煙の推進により受動喫煙のないまちに近づく一方、一定の分煙環境の整備や周知の徹底も必要であり、関係3局が連携して進めていくことが重要である。そこで、
全市の路上等での喫煙禁止の方向性を踏まえ、今後関係局でどのように連携し取り組んでいくのか、副市長に伺う。
【答弁】屋外での受動喫煙対策は重要な取組である。3局が連携して周知・啓発や巡回パトロールを強化するとともに、公設喫煙所の整備や民間喫煙所への補助、喫煙所マップの公開などを進め、分煙環境の整備を推進していく。
公園緑地の夏の暑さ対策(一部抜粋・要約)
【質問】昨年と一昨年に公園の夏の暑さ対策について質問し、市長は、「公園プールやこどもログハウスの対策、木陰や水辺を生かした環境づくり、水遊びイベントの充実を進める」と答弁した。特に、公園プールや水遊びイベントなど、子どもたちが夏に水に親しめる環境の充実を自民党議員から要望してきた。水遊びスポットは市内9か所と限られているため、厳しい夏の暑さを踏まえ、各区に少なくとも1か所以上、駐車場のある公園への設置を目指すべきである。子どもたちが安全に楽しく水に親しめる環境づくりに向け、取組のさらなる推進が求められる。そこで、
夏に水と親しむことのできる環境づくりの今後の方向性を伺う。
【答弁】公園プールの適切な維持管理や改修を進めるとともに、指定管理者のアイデアを生かした水遊びイベントの充実を図る。さらに、公園の再整備などの機会を活用し、ミスト遊具の設置などを進めながら、子どもたちが水に親しめる取組を推進する。
【意見】インクルーシブな遊び場計画の中で、障害のある方も水と親しめる遊具の検討も求める。子どもたちが夏でも体を動かして遊べる居場所づくりに向け、公園の暑さ対策を強力に推進していくことを要望する。
だれもが利用しやすい公園や緑地の環境づくり(一部抜粋・要約)
【質問】「陣ケ下渓谷公園」は市内唯一の自然渓谷を有する公園で、散策や夏の水遊びで多くの方に利用されているが、渓谷部では園路が分断され川を渡る必要がある。こうした課題を踏まえ、園路改修や橋の設置による回遊性向上が検討され、地域の要望を受けて園路をつなぐランドマーク的な橋の整備が計画されている。これにより自然渓谷の魅力向上や新たな公園の魅力づくりが期待されている。そこで、
「陣ケ下渓谷公園」の整備の7年度の進捗と今後の予定を伺う。
【答弁】7年度は渓谷部の橋を含む詳細設計に向けた測量や地質調査を実施した。8年度は地域の意見も踏まえて詳細設計を進め、完了後に整備工事へ着手する予定である。
【要望】地域からも期待の声が聞こえてくる。引き続き、整備が順調に進捗することを期待する。
【質問】保土ケ谷区で2例目の市民の森、2月27日に開園した「上菅田町市民の森」の整備は、地域の皆様とも意見を交換しながら計画づくりを進めたと聞いている。そこで、
「上菅田町市民の森」の整備で工夫した点を伺う。
【答弁】市民の森は自然の地形を生かした整備のため、車いすでの散策は難しかった。上菅田町市民の森では地形が比較的緩やかなことから、地域との合意のもと、特別支援学校など多くの方が利用できるよう、緑の保全とインクルーシブの視点を両立し、車いすでも散策できるスロープを整備した。
【質問】地域や学校と調整しながらインクルーシブな視点で進めたことは意義のある取組である。より多くの方が公園や緑地を利用できる環境づくりを進める姿勢が重要である。そこで、
「公園や緑地では、今後も、より多くの市民が利用しやすい環境づくりに取り組むことが重要」と考えるが、局長の見解を伺う。
【答弁】公園や緑地の地形や植生の特徴を生かしながら、緑の保全とインクルーシブの視点を両立し、誰もが安心して楽しめる環境づくりを進めていく。
【要望】障害の有無にかかわらず、公園や緑地で過ごしたいという声に寄り添い、誰もが利用しやすい環境づくりを積極的に進めていくことを要望する。
公園トイレの環境改善(一部抜粋・要約)
【質問】公園を快適に利用するためや災害時への備えとして、公園トイレの充実が重要である。公園は子どもや子育て世代にとって大切な場所であり、トイレの洋式化に加え、乳幼児のおむつ交換ができるベビーベッド等の整備も必要とされている。そこで、
子育て世代にも配慮した公園トイレの環境改善もさらに進めるべきと考えるが、見解を伺う。
【答弁】トイレの新設や老朽化による建替えの際に、ベビーベッドやベビーチェアなど子育て世代に配慮した設備の設置を進める。8年度は13棟で実施予定。
【意見】野毛山動物園には幼児専用トイレや幼児用小便器が設置されており、子どもが利用しやすい環境が整っている。補助便座や手すり、オストメイト対応などの設備も含め、子どもや子育て世代、高齢者、障害のある方など、誰もが使いやすい環境整備を進める余地がある。今後は、利用者目線に立ち、清掃の行き届いた清潔なトイレとあわせ、誰もが使いやすい公園づくりを総合的に進めるよう要望する。
公園の駐車場の設置(一部抜粋・要約)
【質問】横浜市の人気公園は、駅やバス停から遠い施設もあり、自動車で訪れる方もいる。一方で、公園によっては駐車場がない。保土ケ谷区の「たちばなの丘公園」は火薬工場跡地で、土塁や火薬庫トンネルなどの遺構が保存されている。駐車場が未整備のため、遠方からの来園がしづらい状況である。そこで、
「たちばなの丘公園」の駐車場等の整備予定を伺う。
【答弁】用地確保の目途が立ったことから、今後は整備計画を具体化し、全面公開に合わせて駐車場の整備を進める。
【意見】隣接には観光農園もあり、より多くの方に横浜の魅力ある公園を訪れてもらうため、公園ごとの状況に応じて必要な駐車場の設置を進めることを強く要望する。
魅力的な公園づくり(一部抜粋・要約)
【質問】駐車場のある「こども自然公園」や「三ツ沢公園」の大型遊具は人気を集めている。子どもがいきいき遊べる遊具や、公園の特徴を活かした魅力的な公園をさらに増やしてほしい。そこで、
「子どもたちがいきいきと楽しく遊べる公園づくりを、更に進めていくべき」と考えるが、局長の見解を伺う。
【答弁】子どもの遊びは心身の健やかな成長や自主性の育成につながるため、公園に子どもがいきいきと遊べる環境を整えることは重要である。地域や子どもの声を大切にし、老朽遊具の更新や自然体験など、多様な体験機会を提供する魅力的な公園づくりを進める。
【意見】「大和ゆとりの森」には「ふわふわドーム」があり、多くの子どもで賑わっている。他都市の特色ある遊具も参考にしながら、「ふわふわドーム」などを活用して魅力的な公園づくりを進めることを要望する。
【質問】これまで、公園全般について議論してきたが、横浜市は「公園のまち、ヨコハマ」を標榜している。そこで、
横浜市の公園行政の考え方を抜本的に変え、誰にでも優しい公園、他都市に負けない魅力づくりを一層図るべきと考えるが、副市長の見解を伺う。
【答弁】子どもや水遊び、駐車場など様々な観点から公園のあり方について指摘があった。公園を多くの方が楽しめる場とするため、これらの意見を踏まえ、トータルに公園のあり方を見極めながら整備に取り組む。
動物園の魅力向上(一部抜粋・要約)
【質問】自民党議員の質問に対し、市長は、「各園の特性や魅力を磨き、学びと楽しみの場を充実させ、夜の動物園など観光拠点としての魅力向上に取り組む」と答弁した。観光拠点として子どもから大人まで快適に楽しめる環境が重要である。ズーラシアでは休憩できるベンチの増設や、夏場に水遊びができる子ども向け遊具など、複合的施設の充実が今後求められる。そこで、
より楽しく快適にすごせる動物園の取組を伺う。
【答弁】夏の暑さ対策として、観覧スペースや遊具エリアにクールスポットやミストを増設し、夜の動物園イベントなどナイトタイムの楽しみ方や学びを充実させる。また、子ども目線で動物を見やすくする展示施設の改修も進める。
【質問】他都市の動物園では、動物とのふれあい体験など、子どもが楽しみながら動物への理解を深められる工夫がされており、人気と収益につながっている。横浜市の動物園でも、多角的な運営を検討する余地があり、これが持続可能な経営につながる。そこで、
魅力的なコンテンツを充実させることで、収入も確保していくことが必要と考えるが、見解を伺う。
【答弁】今後は、えさやり体験や有料バックヤードツアーなど、動物を五感で感じられる魅力的なコンテンツを充実させ、来園者増や収益確保につなげていく。
【質問】動物福祉への配慮も重要である。動物の「5つの自由」などを踏まえ、福祉への取り組み自体が動物園の魅力向上につながる視点で進めるべきである。そこで、
動物園の魅力向上の中で、動物福祉にどのように取り組んでいくのか、局長に伺う。
【答弁】動物園では、飼育環境でも動物本来の行動を引き出す「環境エンリッチメント」を導入しており、動物のストレス軽減や自然な行動の観察が可能になることで、来園者の驚きや楽しみにもつながる。今後も動物福祉を基本に、魅力ある動物園づくりを進める。
【質問】今回のプロジェクトは、3園一体で進めることで、動物園の将来像を描き、観光資源としての魅力をさらに高めることを目指している。そこで、
「3つのZOOみらいプロジェクト」を通じ、どのように横浜のブランド力を高めていくのか、副市長に伺う。
【答弁】動物園は市民の憩いの場であり、子どもが命や環境の大切さを学ぶ場、さらに横浜の魅力を発信する都市資源である。「3つのZOOみらいプロジェクト」を通じて各園の特色を磨き、多くの方に訪れてもらうことで、楽しみや驚き、環境への関心を市民の行動につなげ、観光・にぎわい拠点として横浜のブランド力向上を図る。
質疑の全容はこちらから
予算特別委員会局別審査(みどり環境局審査)
https://gikaichukei.city.yokohama.lg.jp/g07_Video_View.asp?SrchID=7516
いそべ圭太議会報告
https://www.iso-becchi.com/blog/house_report/entry5626.html
☆トピック 川島町公園こどもログハウスがリニューアルオープンしました
かねてよりご要望のあったエアコン、新しい遊具を設置し、1月13日にリニューアルオープンしました。
☆トピック 市民1人あたり「5,000円」相当の給付事業を実施します
内容 1人あたり 5,000 円相当の電子クーポン、または、商品券の配付。
対象者 平成19年4月1日までに生まれた方で、令和8年2月1日で住民登録がある方。(約325万人)
スケジュール 4月下旬予定 電子クーポン通知発送
7月以降 商品券関係事務手続きを開始
☆トピック こども1人あたり「20,000円」を給付します
支給対象者 令和7年度児童手当支給対象児童を養育する父母等
(令和7年9月30日時点/令和7年10月1日~令和8年3月31日までに生まれる新生児も含みます)
支給額 0歳から高校3年生までの子ども1人につき2万円
支給時期 令和8年3月以降順次支給
☆山中竹春市長のパワハラ疑惑
幹部職員が告発したことを受け、1月28日に「山中竹春市長による暴言や誹謗中傷に関する事案の真相究明を求める決議」を全会一致で可決しました。今後、第三者委員会で、中立・公正で、専門性を有した第三者が調査します。また、協力する職員を不当に扱わないことを求めました。
主な地域での取り組み
歩行者空間の確保/上菅田町
令和8年3月16日現在の活動報告(質疑はその時点の内容)
横浜市会議員 磯部圭太プロフィール
昭和56(1981)年8月26日生まれ 44歳
横浜市立星川小学校/横浜市立保土ケ谷中学校/神奈川県立保土ケ谷高等学校/帝京大学法学部法律学科 卒業
横浜市内の民間企業を経て/令和5年横浜市会議員選挙 4期目当選
高校時代に生徒会長を経験/20代に自治会・町内会役員を経験
現在は青少年指導員(16年目)
ただいま、6歳の男児を育児中!
横浜市会議員
いそべ圭太 政務活動事務所
〒240-0065 横浜市保土ケ谷区和田1-12-17 ホーユウパレス和田町
TEL045-337-3331 FAX045-337-3332
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