2026.08.13
山中竹春横浜市長のパワーハラスメント問題について 8月13日
昨年2025年の市長選挙で、自民党横浜市連は、2期目に挑戦する山中竹春氏に「支持」を出しました。
5年前、2021年の市長選挙で分裂した選挙を行った自民党横浜市連では、様々な議論がありましたが、山中氏の1期目の任期中に、意見を附すことはあっても議案に反対したことはなく、自民党の要望にも一定の理解を得ていたからです。
このときにも、すでに「パワーハラスメント(以下、パワハラ)」が行われており、その噂はあり、「パワハラ」を訴えた候補者もいましたが、確定的な証拠や証言はありませんでした。
本当の事実に気づけず、「支持」を出してしまい、「再選」、「パワハラのさらなる悪化」を招いてしまったことにつきまして、大変申し訳なく感じております。
昨年の市長選直後の令和7年10月2日の市会の質疑を通じて、私から山中竹春市長に、市政運営の手法について、「懸念」、「苦言」を申し上げました。しかしながら、その後も市長は姿勢、態度をあらためることなく、本年1月15日の市幹部職員の告発。告発したことを受け、1月28日に「山中竹春市長による暴言や誹謗中傷に関する事案の真相究明を求める決議」を全会一致で可決し、調査が始まりました。その後、本年7月30日に第三者(弁護士)により提出されたパワハラの調査報告書の内容に至ります。もっといえば、2021年の市長選挙直後、令和3年9月10日の質疑においても、「忠告」をしておりました。
質疑において、「御指摘については、真摯に受け止めたいと思います。」と市長は発言しておりましたが、その時だけの言葉であり、まったく響いていなかった、気持ちが届いていなかったことに、大変残念な気持ちと、議員としての力量不足を感じておると同時に、私自身も、あらためて「人権感覚」や「ハラスメントの認識」、そして「政治倫理」のみならず、「人としての尊厳」を大切にしてまいります。
8月13日、市会の委員会において山中竹春市長出席のもと、質疑が行われました。翌14日も質疑は続きます。
人権感覚の欠如、これまでの市政運営による市会との溝、市職員への影響による市政の混乱、社会的反響の大きさ、なによりも市民の皆様の生活への影響等を考え、政治家は選挙でしか信を問えないこと等を鑑みますと、市長の職を辞するしか道はないと考えています。
自由民主党横浜市会議員団は、団会議を行って総意で、このまま市長の職を続けさせるわけにはいかないという結論に至りました。
まずは自ら職を辞するように申し入れを行います。申し入れは、昨年の市長選挙で同じく支援をした公明党、立憲民主党にも共同の申し入れを呼びかけます。
自ら辞職しない場合は、議会としてさらなる一手を打ち、対応してまいります。



(注:内容をわかりやすくお伝えするため、AIで作成した4コマ漫画を掲載しています。)
【令和7年10月2日の市会質疑】
当時のやり取りは、一部抜粋してわかりやすい言葉に変えてあります。
【いそべ】今後の政策形成や市政運営を進めるにあたっては、同じく市民から負託を受けた我々議会と血の通った、魂のこもった議論を交わすことが当然に求められます。この4年間を振り返ると、議会との対話が十分でなかった、あるいはすれ違いを感じる場面もあったと考えています。2期目の市長にはもっと血の通った、魂のこもった議論をしていただきたい。そうした想いを強く持っています。そこで、
議会との対話を重視した市政運営に努めるべきと考えますが、市長の見解を伺います。
【市長】市民の皆様に望まれている喫緊の課題の解決のために、市会の皆様と丁寧な市政運営を進めてまいりましたが、御指摘については、真摯に受け止めたいと思います。すべての市民の皆様の「安全・安心」な暮らしをお守りし、より良い横浜をつくっていくという共通のゴールに向けて、市会の皆様とともに、市政運営に全力で取り組んでまいります。
【いそべ】常任委員会でこの方針でいくと局長が言い切ったのち、方針を見直すのであれば、記者会見の前に少なくとも所管常任の委員には、なんらかの形で一報を入れていただきたかった。入れておくべきだった。私だけでなく、多くの議員がそのように感じていると思います。そのような姿勢が、山中市政の政治姿勢の問題の根幹だと感じています。政策の議論だけではなく、人と人が信頼できる、そういった環境があってこそ、真に政策の議論が展開できるわけです。記者会見の一部始終と、文字起こししたものを確認しましたが、本件にとどまらず、市政全般について、最終的には市長に責任があります。選挙で選ばれた政治家が、政治判断したことは、役人ではなく、政治家が直接伝えるべきなのです。でも、あのやり取りだけを見ていると、所管局が悪い。所管局の見通しが甘い。何か勘違いというか、そのようなおつもりはないかと思いますが、責任転嫁している様にも見えてしまいます。市民の皆様も、山中さんって、市長なのに、責任を持たない。部下に責任を押し付けるって思われても仕方がないですよ。私は、2期目、素晴らしい得票数で再選された山中さんと、議会との関係がより良い方向に進み、より市民生活の向上にお互い努力出来る関係を構築するような議論に今日は終始するつもりでした。しかしながら、山中市政2期目の門出の議会は、このままで大丈夫かと。ちょっと疑心暗鬼というか、不安というか、何かいたたまれない気持ちになってしまった。本当に残念でなりません。加えて、すべての物事において、相手が何を、どのように考えているか。きちんと相手の気持ちになって見定めないといけないと思います。相手のことを理解し、尊重してこそ、自分自身だって理解され、尊重されるものです。それを忘れてはだめです。自分自身にも、今、あらためて言い聞かせました。終わります。
【令和3年9月10日の市会質疑】
【いそべ】申し上げるまでもありませんが、日本一の基礎自治体横浜市のリーダーとしての自覚と重さを十分認識された上で、覚悟と責任をもって市政運営にあたられるようお願いいたします。尚、今必要なのは、反市長、親市長などのいわゆる対立や政局ではなく、市民の皆様のためにどうすれば最善を尽くせるのか、市長と議会が対峙するだけでなく、時には手を取り合って、是々非々で臨む姿勢を見せること、しっかり結果を残していくことであります。市長の任期は4年間です。4年間で実現すれば良い政策、今すぐにやらねばならぬ政策など幅広くあります。我々はむげに市長を追及したり、反対するといったことはいたしません。必要があるときは是々非々の姿勢でとことん議論し、賛同ができないときは「非」の意思表示をいたしますし、かたや、市長の姿勢や政策に賛同できるときは「是」の意思表示をいたします。現在84名いる横浜市会議員のほうが就任したての山中市長より圧倒的に横浜市政のことを熟知しているでしょうし、市長はこれから議会の場でその横浜市会議員を相手に論戦を交わしていくことになります。市長は、「コロナ専門家」という打ち出しで当選されました。コロナをなくしてほしい。コロナ対策なんとかしてほしい。10人いたら10通りの意見や要望があると思います。山中市長を支援しなかった我々のもとにさえ、山中新市長の手腕に期待する声が、驚くぐらい寄せられています。それだけ、市長の手腕に期待する横浜市民は多いということです。しかも、待ったなしです。しかしながら、申し上げるまでもありませんが、市政は「コロナ」だけでないということもお伝えしておきます。様々な分野に精通し、何よりも判断力、リーダーシップが求められるのが市長であります。外部から好き勝手なことを言うのは簡単ですが、執行者、実行する側の苦労はこれから感じるでしょうし、何よりも責任が伴います。あらためて申し上げますが、日本一の基礎自治体横浜市のリーダーとしての自覚と重さを十分認識された上で、覚悟と責任をもって市政運営にあたられるようお願いいたします。大変な時期の市長交代となり、山中市長の御苦労もお察し申し上げますが、市政に停滞は許されません。







