いそべ圭太  自由民主党 横浜市会議員(保土ケ谷区選出) 公式ホームページ

2012.02.21

市政レポート 第4号

第1回定例会始まる~予算市会のゆくえ

平成24年度の横浜市予算案を審議する市会第1回定例会が2月2日から行われています。

今回の予算規模は一般会計 約1兆4100億円、特別会計 約1兆3100億円、公営企業会計 約5700億円、合計 約3兆2900億円となっています。当局から予算案の説明を受ける予算研究会を2月7日までに終え、また、市長との予算案に対する意見交換会も行い、予算案の議論に向けた調査・研究を本格的に行っています。みんなの党横浜市会議員団としては、初めての予算審査となります。予算編成にあたっては、昨年の10月、市長に「予算要望書」を提出しました。今回の予算案は、現市長では3回目の予算編成となります。市長は年頭から「今年は、成果結実の年」と重ね重ねご発言されています。

我々は、予算審査もさることながら決算審査を重視し、翌年度の予算に反映させる事業評価サイクルの導入を目指しています。予算案に掲げられた事業が本当に市民のために必要なのか、ムダがないのかをチェックし、予算案から見える成果と問題点を徹底した調査から洗い出し、本来の二元代表制の役割をきちんと果たして参ります。なお、いそべ圭太は局別審査において「こども青少年局」と「港湾局」を担当する予定です。

100円バス・100円地下鉄を提案

先に開催された、市会決算特別委員会の交通局審査において、みんなの党は、市営バス及び市営地下鉄の「初乗り運賃100円」を当局側に提言したところ、「実施の可能性を検討する」という前向きな答弁を引き出しました。

「初乗り100円」とは、一区間だけ利用する乗客のみ大人100円とする料金システム。100円になることにより、普段利用しない方も気軽に利用できるようになり、新たな客層が見込めるというものです。現在、自転車または歩いている区間をバスで移動できるので山坂が多い保土ケ谷区においては、支払の手軽さ、わかりやすさから多くの方が利用されると考えています。(需要創出効果)

この政策は、財源論が実質不要であり、バラマキではありません。最大限の利益を経営変革で実現し、それを市民に還元する。これが経済成長と生活再建、財政再建を可能にする政策であると我々みんなの党は考えています。

今回の予算案の中でも、我々の提案が取り入れられ、予算額ゼロでバスの実証実験の項目が組み込まれました。

みんなの党横浜市会議員団は、ワンコイン制の導入に全力で取り組みます。

中学校給食の実現に向けて①

この定例会を前にした1月に、「中学校給食の実現に向けた取組み」の一環として地方自治体への視察を行ないました。これはアジェンダ及び選挙公報で皆様に約束した公約を実現するべく、会派内で発足したプロジェクトチームで実施したもので、神戸市や北九州市、そして相模原市などの事例を学んできました。ご存知の通り、横浜市立中学校では、給食がありません。横浜で生まれ育った私には、中学校で給食がないのは当たり前のことですが、横浜以外で生まれ育ったお父さん、お母さん、引っ越してきたお子さんからすると、横浜の中学校で給食がないのは実に不思議なことだそうです。今回、視察を行った3つの政令市でも、それぞれ特色のある取組みを行なっており、横浜市での中学校給食を目指していく上で、大いに参考になる有意義な視察となりました。

そのほかの詳細はホームページをご覧ください。