いそべ圭太  自由民主党 横浜市会議員(保土ケ谷区選出) 公式ホームページ

2023.03.09

タウンニュース 令和5年3月9日号 市政報告掲載

本日発行のタウンニュース保土ケ谷区版に市政報告を掲載しました。

2011年3月11日午後2時46分、私はJR保土ケ谷駅で演説中でした。轟音とともに揺れる地面。周囲の人びとは悲鳴やパニック状態でした。
ビルの入口付近に人だかりができ、その頭上には大きく揺れている看板類が多数ありました。
何も考えず拡声器の音量を最大にし、「ビルの近くは危険です。広い場所に移動してください」と何回も訴えました。
その後、品薄状態が続く中、買えるだけ、積めるだけの物資を車に積み込み被災地へ物資を届けました。
その後は、周辺地域の被災状況を見てまわり、大地震の恐ろしさ、津波の恐ろしさを目の当たりにしました。

災害の発生は防げなくとも、被害の発生は防ぐこと、被害を軽減することは可能です。
今年は関東大震災から100年になります。この12年の間に、様々な防災対策に取り組み、最近では逃げ遅れゼロを推進しました。
今まさに発生してもおかしくない大災害に備え、行政で出来る対策を進めるとともに、地域、各家庭で備えをしていただきたいと思います。

各地を視察しながらこの12年の間に取り組んだ「防災対策」
○消防体制・消防団活動の充実・強化
○緊急消防援助隊の受入体制強化
○逃げ遅れゼロに向けた取組(避難アプリ導入)
○風水害啓発の拡充(マイタイムライン)
○災害廃棄物処理の強化
○崖崩れ対策の推進
○まちの不燃化の強化
○河川・橋梁・水路等の安全確保対策
○水道管の更新・耐震化
○保土ケ谷工場で発電する電気の災害時活用
○市民防災センターの再整備