いそべ圭太  自由民主党 横浜市会議員(保土ケ谷区選出) 公式ホームページ

2017.03.01

平成29年第1回定例会 本会議(4日目)予算関連質疑 平成29年2月24日

第1回定例会に上程された予算関係議案に関連し、本会議の質疑に登壇しました。

(質問の要旨だけでなく、答弁の要旨も記載しています。)

1 対話による創造の取組
(1)「共創フォーラム」の取組状況
【答弁】公民の連携が重要となるテーマについて、市民の皆様をはじめ、企業、NPO、大学など様々な分野の方々の参加を得て、対話と交流を基本に実施しています。
最近のフォーラムでは、「公共空間の活性化」、「女性活躍の推進」や「公民連携の先進事例」などを採り上げました。毎回200名以上の参加者が集いまして、政策実現に必要なアイデアや、民間ならではのノウハウなど、有益な情報を共有しています。

(2)「今後、具体的な課題解決につながる対話の場を充実させていく必要がある」
【答弁】共創フォーラムなどで深めた議論を課題解決につなげていくため、企業と行政が同じテーブルについて対話する「共創ラボ」や、地域住民の参画に重点を置き、企業や大学とも連携した「リビングラボ」など、課題に応じた対話の場を一層充実させていきます。

2 子どもを支える地域の取組の推進
(1)「全市的に子ども食堂などの地域の取組を支援していくことが必要」
【答弁】子ども食堂の立ち上げや継続には、人材や食材の確保、周知方法といった様々な課題があります。
29年度は、全市を対象に、食材確保のための企業などとの連携や人材の確保に関する啓発や研修を行います。また、2区において、地域をきめ細かく支援するモデル事業を行い、団体ごとの多様なニーズに応えていくための効果的な支援方策をまとめます。

(2)「地域における子どもへの支援に当たっては、担い手の人材育成が重要」
【答弁】担い手が増えることで、困難を抱える子どもに気づき、支援につながることが期待できます。具体的な取組に結び付けるために、様々な活動事例の発表、既存団体の紹介や体験の機会を提供します。
また、担い手の方には、子どもと家族の気持ちへの配慮や、寄り添った対応が求められるため、子どもへの関わり方についての研修等を行います。
こうした取組によりまして、地域の人材の発掘と育成を進めてまいります。

3 猫の不妊去勢手術の推進
(1)補助金の交付対象を飼い主のいない猫に限定する理由
【答弁】法によりまして、猫の飼い主には、必要に応じて飼い猫の繁殖制限に努めるように規定されています。一方、飼い主のいない猫の不妊去勢手術は、市民ボランティアの皆様による猫の捕獲、動物病院への搬入、手術費用と補助額の差額負担等の御協力によって、はじめて実施することができます。
お一人で、多くの猫に不妊去勢手術をしている市民ボランティアの皆様に、この事業を十分活用していただくため、補助対象を飼い主のいない猫に限ることにいたしました。

(2)今後の市民ボランティアの活動支援
【答弁】市外にも比較的安価な費用で不妊去勢手術を行う動物病院がありますので、市民ボランティアの皆様の活動支援のひとつとして、29年度から事業を実施する動物病院を市外へ拡大することにいたしました。
また、動物愛護センターに登録した捕獲ボランティアや動物適正飼育推進員による不妊去勢を推進する活動、捕獲器の貸し出しなどにより、今後も市民ボランティアの皆様の活動を御支援してまいります。
先生が猫と暮らしていることに大変親しみを感じました。私も猫と暮らしております。

4 新山下の横浜開港当時の石積み護岸
(1)石積み護岸の価値
【答弁】横浜開港当時の港の状況を示す石積みの護岸が、現状で確認できる場所は、とても少ないため、当時の護岸が、部分的にも現存しているという点は、貴重であると考えます。

(2)石積み護岸の取扱い
【答弁】護岸を含む敷地内で計画されている商業施設の建設に際し、取扱いについて、開発事業者と協議をしてきました。
しかし、安全面などの課題があり、一部を除き、撤去されました。現在、一部ではありますが、保存できる石積み護岸については、誰でも見ることができる環境を整えるよう、事業者と協議を進めていきます。

正式な議事録ではなく、インターネット中継から文字お越ししたやりとりとなっております。実際の発言は、今後作成される議事録とは異なる部分がございますので参考程度にご覧ください。

■読み原稿はこちらです↓
20170224本会議 予算関連質疑 読み原稿
※実際の発言は、原稿とは異なる部分がございますので参考程度にご覧ください。

■横浜市会録画中継↓
横浜市会インターネット中継

当日の質疑の様子につきましては、市会のホームページをご参照ください。

この間、質問の調整や調査にご協力いただきましたすべての市職員の方に感謝申し上げます。

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(質疑の様子)