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2016.10.30

水道・交通委員会 行政視察 平成28年10月24日~26日

水道・交通委員会 行政視察 平成28年10月24日~26日

10月24日(月)から10月26日(水)までの3日間で、常任委員会である水道・交通委員会の視察に行って来ました。

視察事項は大きくわけて、
・日明浄化センター新管理棟の取り組みについて
・水道施設の長寿命化について
・熊本市水の科学館の取り組みについて
・福岡オープントップバスを初めとした観光バス事業について
の4項目です。

福岡県北九州市では、
・日明浄化センター新管理棟の取り組みについて
・水道施設の長寿命化について
を視察しました。

平成27年4月23日に完成した「日明浄化センター」内に新管理棟(ビジターセンター)を視察しました。
北九州市では、日明浄化センターを「水ビジネスの国際戦略拠点」と位置付け、下水道を楽しく学べる展示や地元企業の技術や製品の紹介、環境教育・海外水ビジネスの推進などに活用しています。
また、北九州市では、水道事業が明治44年から開始され、創設から100年以上経過しています。
(横浜市は、明治20年から近代水道を開始しました。)
高度経済成長期に集中して整備した管路の更新時期を迎えており、平成23年度よりアセットマネジメントに取り組んでいます。
加えて、浄水施設等においても建設後数十年が経過し、劣化や機能低下に起因する問題が顕在化していることから、構造物におけるストックマネジメントを実現させるための長寿命化計画の作成を平成26年度から取り組んでおり、水道事業・先進的取組事例として総務省から紹介されています。

総務省「水道事業・先進的取組事例集」

厚生労働省「水道事業におけるアセットマネジメント(資産管理)に関する手引き」について

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熊本県熊本市では、
・熊本市水の科学館の取り組みについて
を視察しました。

熊本市水の科学館は、水源である地下水及び水道・下水道についての体験学習の場として設置されています。
中池を中心に、円を描くようなルート設計となっており、空から雨が降るところから、海に流れ出るまでをコースに沿って説明するようになっています。
平屋建てとなっており、建物の周囲を外池で囲み、中池にテラスと遊水地を設けているのが特徴です。
中池では水遊びもできるようになっており、また屋根の構造を工夫し、屋根に降った雨水を過滅菌し、池や水やトイレの洗浄水として利用する中水道システムを採用しています。
熊本市は、阿蘇から流れてくる良質な地下水が豊富であり、浄水場がないのが特徴です。

熊本市水の科学館

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福岡県北九州市では、
・福岡オープントップバスを初めとした観光バス事業について
を視察しました。

西日本鉄道株式会社を訪問し、観光バス事業についての概要説明と体験乗車をしました。
福岡市内の観光地や天神地区・博多地区・シーサイドエリアなどの都市間を回る屋根のない2階建てバスです。
バスの車体は、日本初となる国産オーダーメイドの2階建てオープントップの仕様となっており、バスではなくトラックを改造したものになっています。
また福岡オープントップバスでは、福岡のプロダクションに所属するタレント・モデルがバスアナウンサーとして観光情報を案内し、ひとり一人がオリジナルのアナウンスを行っています、
コースは全部で3種類あり、昼間に2コース、夜間に1コースあります。
完全オープンのため、雨の日、風の強い日、寒い日、暑い日などに課題があります。
バスは、赤と青の2種類あり、福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードにも使われたそうです。
個人的には、オープンバスや連節バスではなく、2階建てバスが良いかなと考えています。

福岡オープントップバス

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