こども青少年・教育委員会の行政視察に行ってまいりました。

行政視察とは、常任委員会ごとに委員会活動のさらなる活性化を図る観点から実施される視察です。
大きく変化する行政課題に対応し、議会の審査・立案機能に資することを目的に、他都市の施策を調査・研究し、今後の市政運営の参考にするために行う視察です。
2泊3日以内の統一行程を原則とし、予算の範囲内で年2回実施できることになっています。
実施するか否かの判断は、各委員会に委ねられており、正副委員長がその取り扱いを委員から一任されます。
平成23年度、横浜市会では夏と秋の2回、それぞれ2泊3日で行われており、年間の予算額は議員1人あたり24万円となっています。
（平成24年度の実施規模・予算額も同様に計画・予算化されています。）
参考までに特別委員会の行政視察は、常任委員会と異なり、委員会単位または会派単位、視察なしと選択でき、期間は1泊2日以内で行われ、年間の予算額は議員1人当たり8万円となっています。
行政視察は、何度か議論をされて、現在の形で運用されています。

初日の8月1日は、京都市役所にて、中学校給食について、京都市立御池中学校にて、小中一貫教育についてを視察。
中学校給食は、事業の概要や取り組み、実施状況などの説明を受け、質問及び意見交換をしました。
小中一貫教育は、事業の考え方や学校の歴史や取り組みなどの説明を受けたのち、施設を回りながら特色などの説明を受け、質問を行いました。

中日の8月2日は、福井県庁にて、ふくい夢チャレンジプラン支援事業、地域社会の子育て力向上の取り組み、学校教育における学力・体力向上に向けた取り組みについてを視察。
ふくい夢チャレンジプラン支援事業は、若者の仲間づくりや地域活動支援、地域活性や専門的な能力向上のための支援事業について、事業の概要や取り組み、実施状況などの説明を受け、質問をしました。
地域社会の子育て力向上の取り組みは、少子化対策には結婚が必要、結婚には出会いが必要という観点から、出会い応援プロジェクトなどについて、事業の概要や取り組み、実施状況などの説明を受け、質問をしました。
学校教育における学力・体力向上に向けた取り組みは、学力向上や体力向上を図るための事業について、説明を受けました。

最終日の8月3日は、金沢市役所にて、条例改正による文化財保護の充実・強化、歴史遺産保存の取り組みについてを視察しました。
条例改正による文化財保護の充実・強化は、金沢市の文化財保護の実行性をより高め、良好な文化財の保存及び活用を図るため、文化財の保護の強化及び伝統技術の保存に関し、条例で必要な事項を定めたものです。条例の概要や取り組み、実施状況などの説明を受け、質問をしました。
歴史遺産保存の取り組みは、金沢市内の歴史遺産へ対する取り組みの説明を受けたのち、歴史遺産を回りながら特色や取り組みなどの説明を受け、質問を行いました。

秋(10月)にも常任委員会の行政視察が予定されています。